浪速風

あす処暑 酷暑もましに

大阪駅前を行きかう人の多くが新型コロナウイルス感染の予防のため、マスクを着用していた=19日、大阪市北区(渡辺恭晃撮影)
大阪駅前を行きかう人の多くが新型コロナウイルス感染の予防のため、マスクを着用していた=19日、大阪市北区(渡辺恭晃撮影)

 時代小説の名手、藤沢周平は季節の描写もうまい。名品「蝉(せみ)しぐれ」で夏の夜、主人公が手紙を書こうとするが、暑さのせいで考えがまとまらない。「人も物も焼きつくすような昼の間の暑熱は夜まで残って、まだ身体がほてるようだった」