浪速風

安全を守る手間

 「ヘアピン持ってませんか」。朝の住宅街、通勤途中の女性に小学2年生の男の子が声をかけてきた。「家に忘れ物を取りに行きたいけど、鍵がなくて入れないんです」。親は仕事に出て不在だという。鍵穴をカチャカチャとやれば解錠できると思ったらしい。しかし、まず無理だろう。ちゃんとした鍵がなければ