浪速風

漫画の力

 高校時代、ユニークな国語の先生がいた。少年ジャンプ、モーニングなどの漫画雑誌を「全部、毎週読んでいる」と豪語し、生徒にも勧めていた。その熱は授業内容にもおよび、芥川龍之介の『杜子春』を数コマのセリフなしの漫画にする、という課題が出た。遊びのようなものだと高をくくっていたら、これが難しい。