浪速風

コロナの数字「刻舟」になっていないか

 「刻舟」という言葉をご存じだろうか。中国古代の秦の宰相、呂不韋が自身の食客たちに共同編集させた『呂氏春秋』に出てくる。舟に乗っていて川の中に剣を落とした人が、慌てて落とした場所の目印を舟端に刻みつけ、水中の剣を探そうとした故事に由来する。四字熟語の「刻舟求剣」の方が一般的かもしれない