日露首脳会談 発言から読み解くプーチン氏の狙い 「最大でも2島」「日米にくさび」「主導権保持」

Messenger

 【モスクワ=小野田雄一】ロシアは22日の日露首脳会談に向けて日本への牽制姿勢を強め、自らの考える“落とし所”を隠している。プーチン大統領のこれまでの発言から、主導権はあくまでも手放さないとのシナリオが透けて見える。

強硬姿勢崩さず

 日露首脳は2016年、経済協力推進や北方領土での共同経済活動に合意。日本の価値を認識させ、領土返還に筋道を付ける-という戦略を日本側は描く。「平和条約締結後にソ連は歯舞群島と色丹島を日本に引き渡す」とした日ソ共同宣言に基づく交渉加速で合意した昨年11月の首脳会談は、その一つの成果だというのが日本政府の見方だ。