衆院予算委員会は5日、平成30年度第2次補正予算案や厚生労働省による「毎月勤労統計」の不適切調査問題などを審議した。主なやりとりは次の通り。
【統計の不適切問題】
西村智奈美氏(立憲民主)「野党が試算した(平成30年1~11月の)実質賃金の下落ぶりは認めるか」
根本匠厚生労働相「機械的な計算という前提の限りでは(野党の)おっしゃるとおりだと思う」
玉木雄一郎氏(国民民主)「あらゆる手を尽くして、最後の一人まで(不足分の追加給付を)支払う気持ちがあるか」
安倍晋三首相「全力を尽くす。こちらが全ての方々を把握できているわけではない。雇用保険と労災保険を現在支払っている人は把握しているが、そうでない方々もお問い合わせいただければ直ちに全力で対応していく」