苦境の麻生氏と存在感増す菅氏 首相の盟友に明暗

志公会(麻生派)パーティーに出席した安倍晋三首相(右から2人目)と言葉を交わす麻生太郎副総理兼財務相=東京・紀尾井町のホテルニューオータニ(酒巻俊介撮影)
志公会(麻生派)パーティーに出席した安倍晋三首相(右から2人目)と言葉を交わす麻生太郎副総理兼財務相=東京・紀尾井町のホテルニューオータニ(酒巻俊介撮影)

 麻生太郎副総理兼財務相は14日、自身が率いる自民党麻生派(志公会、56人)のパーティーを都内で開いた。4月の福岡県知事選で自身が推した候補が敗北、所属する塚田一郎元国土交通副大臣が失言で更迭と苦境が続いた。一方、「ポスト安倍」に急浮上の菅義偉官房長官は3月に自民党入りしたばかりの衆院議員のパーティーに登場し、サポートを約束した。安倍晋三首相の「盟友」2人の明暗は分かれている。

 麻生氏は、派閥パーティーで「麻生派は安倍政権のど真ん中で、輝く令和の日本をつくっていく」と表明し、政権の中枢にいることを強調した。麻生派を党第2派閥にまで成長させ、同派は党内で政権の重要な位置を占めるになった。