焦点 迫る大阪サミット

(3)“猛獣使い”安倍首相 議論リードの役割に期待

 日本は20カ国・地域(G20)会議が2008年に首脳会議(サミット)を始めて以来、初めて議長国を務める。米国のトランプ大統領、中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領といった主要国の首脳が一堂に会する中、安倍晋三首相が議長としてリーダーシップを示し、議論を取りまとめられるかが焦点だ。

 「今さまざまな対立点がある。日本ならではの議事運営で結論を出していきたい」

 首相は17日の自民党全国幹事長会議でG20議長としての決意をこう示した。大国の利害がむき出しになるG20で実効性のある解決策を示すのは容易ではないが、利害が複雑に絡むからこそ首相は議長に適任かもしれない。