焦点 迫る大阪サミット

(4)「おもてなし」で目指す国際会議ビジネス

 「まあるく収めまっせ」

 20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)を2カ月後に控えた4月20日、安倍晋三首相は大阪・ミナミの吉本新喜劇の舞台に立ち、関西弁でちゃめっ気たっぷりにサミット成功への意気込みを語って観客を沸かせた。

 そんな演出の1時間ほど前、大阪城公園(大阪市中央区)に安倍首相の姿があった。サミット晩餐(ばんさん)会会場の候補とされる大阪迎賓館を視察。園内を外務省幹部らの説明を聞きながらゆっくりと歩き、各国首脳をどうもてなすか思いを巡らせるかのように、日本晴れに映える天守閣を見上げた。