10月6日

産経抄
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 至極当然の判断である。政府は5日、韓国側が求める国際観艦式での自衛艦旗(旭日旗)の掲揚自粛を拒否し、海上自衛隊の派遣を中止した。「海上自衛官にとって誇りの旗」(河野克俊統合幕僚長)であり、国際的に認められている旭日旗を除こうとした韓国のやり方は、主権侵害だといえる。

 ▼多くの国の海軍は、民間船と区別するため軍艦旗を掲げている。自衛艦旗の掲揚は自衛隊法などの国内法令で義務づけられており、それを「戦犯旗」と呼ぶ韓国の主張は、一分の理もない言いがかりにすぎない。