11月1日

産経抄
Messenger

 「いつの間にか日本は実質的に世界第4位の『移民大国』になっていた」。昨日の小紙談話室の投書から引いた。疑問を抱く読者がいたはずだ。安倍晋三首相は、「移民政策を取らない」と断言しているではないか、と。

 ▼おそらく筆者の念頭にあるのは、経済協力開発機構(OECD)の統計である。2016年では、日本に移住した外国人は42万人に達し、ドイツ、米国、英国に次ぐ世界第4位となった。