十人十色というが、それぞれの立ち位置が表れていて興味深い。韓国政府が慰安婦問題をめぐる日韓合意に基づき設立された財団の解散を発表したことについて、在京各紙は22日付の社説で一斉に取り上げていた。それが、見事に論調が異なるのである。
▼「財団の一方的な解散は背信行為に等しい」。小紙の「主張」はこう断じたが、読売新聞も手厳しい。「国際常識からかけ離れた韓国の措置は到底容認できない」。日経新聞も「首脳間で確認した取り決めをないがしろにする決定で失望を禁じ得ない」と言い切った。
十人十色というが、それぞれの立ち位置が表れていて興味深い。韓国政府が慰安婦問題をめぐる日韓合意に基づき設立された財団の解散を発表したことについて、在京各紙は22日付の社説で一斉に取り上げていた。それが、見事に論調が異なるのである。
▼「財団の一方的な解散は背信行為に等しい」。小紙の「主張」はこう断じたが、読売新聞も手厳しい。「国際常識からかけ離れた韓国の措置は到底容認できない」。日経新聞も「首脳間で確認した取り決めをないがしろにする決定で失望を禁じ得ない」と言い切った。