「仮想敵国は日本だ」。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の師匠にあたる故・盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領はブッシュ米政権のラムズフェルド国防長官と初会談した際、こう言い放った。今年2月の小欄でも紹介したエピソードだが、最近の韓国の言動をみるとしゃれにならない。持病の反日病は、もはや膏肓(こうこう)に入る。
▼盧氏は平成18年7月には竹島(島根県隠岐の島町)近海で、韓国海洋警察庁の警備艇に、海上保安庁巡視船の撃沈も辞さない「危害射撃」を許可した。海上保安官らの生命が、実際に危機にさらされた事態もあったのである。