1月15日

産経抄
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 ソルトレークシティー五輪の招致をめぐる買収スキャンダルを地元テレビがすっぱ抜いたのは、1998年の暮れだった。国際オリンピック委員会(IOC)の委員10人が、追放あるいは辞任に追い込まれる事態に発展する。

 ▼「私の言った通りだろう」。早くからIOCの腐敗を告発してきた英国人ジャーナリスト、アンドリュー・ジェニングス氏に取材すると、上機嫌だった。もっとも「不正に金品を受け取った委員は他にもいる」と、徹底的な調査の難しさも指摘していた。