産経抄

2月5日

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南米ベネズエラの首都カラカスで、マドゥロ政権に反対する集会に出席し支援者らに手を振るグアイド国会議長(中央)=ロイター

南米ベネズエラの首都カラカスで、マドゥロ政権に反対する集会に出席し支援者らに手を振るグアイド国会議長(中央)=ロイター

 南部アフリカのアンゴラでは、1975年の独立以来、27年間も内戦が続いた末にようやく終息した。かくも長引いたのは、政府、反政府勢力がそれぞれ、豊富な石油、ダイヤモンドの利権を押さえていたからだ。両勢力とも戦争資金に事欠かず、武器補給が途絶えることがなかった。

 ▼「資源の呪い」という言葉がある。途上国で貴重な天然資源が発見されると、かえって国民に厄災が降りかかる現象を指す。とりわけ収入の規模が大きい石油の場合、呪いはより深刻な事態を引き起こす。