産経抄

6月17日

 「恥ずかしくて、いまだにあの交番の前を通れません」。作家の山口恵以子(えいこ)さんが、「小説は夫、お酒はカレシ」の副題のついたエッセーで、「我が酔っ払い人生最大の痛恨事」を書いている。

 ▼以前勤めていた食堂の暑気払いパーティーで酔っ払い、タクシーに乗せてもらったものの交番の前で放り出された。お巡りさんは、電話番号を調べて自宅を割り出した。熟睡する山口さんを3人がかりでシーツに乗せて、家まで搬送してくれたそうだ。