産経抄

7月22日

 第1回の参院選は、昭和22年4月に行われた。無所属議員が108人も当選し、第一党の社会党をはるかに超える勢力となった。作家の山本有三らが無所属議員に呼びかけて結成したのが「緑風会」である。

 ▼緑は虹の中心の色、右にも左にも傾かないという意味が込められていた。確かに自由な雰囲気で、「良識の府」を体現する存在だった。もっとも、やがて参院も衆院と同様に政党間の激突の場となり、現在に至る。緑風会は40年に解散する。