産経抄

9月20日

 いよいよ、ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会が開幕する。観戦の助けにと、刊行されたばかりの『ラグビーの世界史』(白水社)をひもといた。19世紀の初め頃、イングランドのパブリックスクール「ラグビー校」で誕生した。やがて、世界に広がる大英帝国の植民地に伝播(でんぱ)していく。

 ▼日本では幕末の横浜で、英国人の商人や船員が最初のチームを結成する。明治に入ると、英国から帰国した留学生がラグビーの魅力を伝えるようになった。第一次世界大戦後には、すでに全国の学校や大学でプレーされている。