産経抄

11月1日

 安倍内閣は一体どうなっているのか。菅原一秀・前経済産業相に続いて昨日、河井克行氏が法相の辞任に追い込まれた。萩生田光一文部科学相もまた、いわゆる「身の丈」発言で、野党やメディアから集中砲火を浴びている。

 ▼もっとも、小欄はむしろ、萩生田氏の発言をあっぱれと評価している。というのも、来年度から大学入学共通テストで使われる、英語の民間試験の問題点を見事に浮き彫りにしてくれたからだ。