産経抄

11月21日

 ローマ法王が初めて日本を訪れたのは、昭和56(1981)年2月である。皇居でヨハネ・パウロ2世と会見した昭和天皇は、「大変いい思い出になっております」と述べられた。

 ▼皇太子時代の60年前、欧州歴訪の折にバチカンを訪問されていた。その実現には一人の「軍服の修道士」がかかわっていた。先輩記者でもある皿木喜久さんの近著『山本信次郎』(産経新聞出版)で知った事実である。