産経抄

2月3日

 先月29日夜、ブリュッセルの欧州議会に響き渡る歌声のメロディーは、日本人にはなじみ深いものだった。英国北部スコットランドの詩人、ロバート・バーンズが作詞した民謡の「オールド・ラング・サイン」である。

 ▼日本では、卒業式に欠かせない「蛍の光」の原曲にあたる。この日、英政府と欧州連合(EU)が結んだ離脱協定案が可決された。議員たちは、英国への惜別の思いを込めて手をつないで合唱した。