産経抄

3月6日

 バーニー・サンダース米上院議員(78)が、1997年に出した自伝の題名は、『アメリカ下院のはぐれ者(アウトサイダー)』である。81年に行われた東部バーモント州の最大都市バーリントンの市長選が、政治家としての出発点となった。二大政党の共和党と民主党、どちらでもない無所属で立候補し、わずか10票差で現職を下した。

 ▼当選後、最初の仕事は服の購入だった。39歳だったサンダース氏はスーツを一着も持っていなかったそうだ。その後、米下院、上院議員を30年近く務める間も、無所属を貫いてきた。民主党に入党したのは、前回の大統領選への挑戦を決めてからだ。