産経抄

3月11日

 「『ごめんね』っていうと 『ごめんね』っていう。」東日本大震災をきっかけにして、童謡詩人、金子みすゞの作品のファンになった人も少なくないだろう。9年前の発生直後から、多くの企業がテレビのCMを取りやめた。

 ▼代わって放映されたACジャパンの公共CMで、みすゞの詩『こだまでしょうか』が朗読されていた。「絆」の大切さを訴えるCMは多くの共感を呼んだ。同時に、日本中で祭りやイベントの中止が相次いでいた。