産経抄

8月20日

 「だれが中国を養うのか?」。米国の思想家、レスター・ブラウン氏が1994年に発表した論文は、国際社会に大きな反響を呼んだ。中国の人口が増加する一方、工業化に伴い耕地面積は減少する。

 ▼人口が16億人に達する2030年には穀物を大量に輸入するようになり、世界的な不足を招く、というのだ。もちろん、中国は猛反発した。農業の生産性の向上により、「中国は自ら養う」と主張していた。