日本が米国と砲火を交えた先の大戦で、戦局の分かれ目となったのは昭和17年のミッドウェー海戦とされる。連合艦隊は感度良好のレーダーを持ちながら、軸となる機動部隊には一つも配備していなかったという。
▼空母「赤城」をはじめとする部隊は、敵機の奇襲を感知することなく致命的な打撃を受けた。「当たり前の組織的判断…などがまったくなかった、ということですね」。現代史家の秦郁彦氏がそう嘆いている(『連合艦隊・戦艦12隻を探偵する』、PHP研究所)。
日本が米国と砲火を交えた先の大戦で、戦局の分かれ目となったのは昭和17年のミッドウェー海戦とされる。連合艦隊は感度良好のレーダーを持ちながら、軸となる機動部隊には一つも配備していなかったという。
▼空母「赤城」をはじめとする部隊は、敵機の奇襲を感知することなく致命的な打撃を受けた。「当たり前の組織的判断…などがまったくなかった、ということですね」。現代史家の秦郁彦氏がそう嘆いている(『連合艦隊・戦艦12隻を探偵する』、PHP研究所)。