産経抄

10月24日 なぜ民間組織への移行を図らないのか

学術会議任命拒否問題野党合同ヒアリングに臨む大西隆元会長=15日午後、国会内(春名中撮影)
学術会議任命拒否問題野党合同ヒアリングに臨む大西隆元会長=15日午後、国会内(春名中撮影)

 「政府には(会員候補6人の)任命拒否の理由を説明する責任がある」。18日の小紙朝刊で政府機関、日本学術会議の大西隆元会長が主張していた。任命権者である菅義偉(すが・よしひで)首相のチェックや干渉はけしからんというのであれば、なぜ民間組織への移行を図らないのか不思議でならない。

 ▼これまでなじみの薄かった学術会議とは、どんな存在なのか。新聞のスクラップを見ていて、こんな報道を見つけた。「『研究者の国会』学術会議は『閉鎖的』」「登録却下の学会が公開質問状を提出」という見出しの平成9年5月19日の朝日新聞記事である。