産経抄

11月8日

 秋篠宮殿下の愛車は黄色のフォルクスワーゲンだった。夏の静養で軽井沢をお訪ねになったときは、ホテルからテニスコートまで運転して通われた。危なげないハンドルさばきは、報道陣の間で評判だったという。

 ▼「安全運転ですね」と水を向けられ「前に(警備の)車がいますでしょ。スピードが出せないんですよ」。当意即妙のお答えで周囲に笑顔の花が咲いたと『天皇家のユーモア』(光文社)にある。実生活でもアクセルとブレーキの踏み分けに腐心されたようである。