産経抄

1月9日

 現在の政治、なかんずく野党のていたらくの反映ではないか。8日の日経新聞朝刊を開くと、7日の国会で行われた新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言再発令に関する政府と与野党の質疑は、取り上げられていなかった。紙面は、コロナ関連記事であふれていたにもかかわらずである。

 ▼質疑には野党第一党、立憲民主党の枝野幸男代表も立ったが、同紙は特にニュース価値はないと判断したのだろう。注目されなかったという点では、政府側の説明もしかり。国会は言論の府などといわれるものの、刮目(かつもく)するほどの議論はめったにない。