産経抄

1月27日

 「朝焼け小焼けだ、大漁だ」。イワシといえば、まず詩人の金子みすゞが、イワシ漁を見ながら書いた「大漁」が思い浮かぶ。人間にとって、重要なタンパク源であるだけではない。魚類から鯨やイルカ、海鳥まで、様々(さまざま)な生き物に捕食されてきた。

 ▼ところがこちらのイワシは全長1・4メートル、体重25キロに達している。セキトリイワシの一種らしいが、大きさは4倍近い。遊泳能力も高く、胃袋をのぞくと消化された魚が見つかった。食物連鎖の頂点に立つ捕食者の新種として、「ヨコヅナイワシ」と名付けられた。