産経抄

2月2日

 昨年11月に実施されたミャンマーの総選挙では、日本政府が供与した特殊インクが大活躍した。投票した人の指に着色すると一定期間色落ちしない。これで二重投票を防げるというわけだ。

 ▼「大きな混乱もなくおおむね順調に行われたと感じている」。日本の選挙監視団団長を務めた日本財団の笹川陽平会長が正論欄に書いていた。コロナ禍にもかかわらず、投票率は70%を超えた。結果は、アウン・サン・スー・チー国家顧問が率いる与党・国民民主連盟(NLD)の圧勝である。