産経抄

2月6日

 「正しさ」で厚化粧した集団いじめに立ち会ったかのようで、割り切れない。テレビをつけると、どの局も東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性に関する発言に対する批判ばかりが飛び込んでくる。各界の識者らが異口同音に、森発言への怒りと当惑を表明していた。

 ▼発言内容の評価については、5日の小欄も「日本のイメージを著しく低下させる」と記した。ただ、同日の朝日新聞社説が「暴言・妄言」「ゆがんだ考え」「女性全般を侮辱」とまで書いたことには疑問と違和感を覚えた。失言だとしても、そこまで断じる根拠は何かと。