産経抄

2月16日

 中国・武漢で発生した新型コロナウイルスを小欄で最初に取り上げたのは、昨年1月22日である。その10日前にすでにワクチン開発が始まっていたとは。14日の日本経済新聞電子版のインタビュー記事で知った。

 ▼ドイツのバイオ企業ビオンテックのウグル・サヒン最高経営責任者は、医学雑誌で新型肺炎の記事を読み、世界的な大流行になると直感した。すぐに妻で会社の最高医療開発責任者でもあるオズレム・トゥレシ氏と相談して、ワクチン開発に乗り出した。