産経抄

2月20日

 何はともあれ、東京五輪・パラリンピック組織委員会の新会長は、橋本聖子前五輪相で決着した。貧乏くじともされるかじ取りの難しい重職を引き受け、夏に向けて走り出す橋本氏には心から声援を送りたい。ところが19日の新聞各紙朝刊を読むと、五輪開催に後ろ向きな見方も目立つ。

 ▼ただでさえコロナ禍が収束しないうえ、森喜朗前会長の女性をめぐる発言で日本のイメージが悪化し、機運がしぼんだというのだが、果たして本当か。橋本氏と森氏の政治的な近さすら問題視する論もあるが、ならば来年2月の北京冬季五輪など開催できる道理がない。