産経抄

4月8日

 日本一有名なサラリーマンといえる島耕作は、課長からどんどん出世して、社長にまでなった。漫画誌で連載中のタイトルは「相談役 島耕作」である。最近、新型コロナウイルスに感染した姿が描かれて話題になった。

 ▼作者の弘兼憲史さんには、松下電器産業(現パナソニック)での勤務経験がある。島耕作が新卒で入社した「初芝電器産業」は、松下がモデルだった。「泥臭い関西の松下に対して、東京のハイカラなイメージがあってあこがれていた」。弘兼さんはかつて、東芝についてこう語っていた。