再エネ普及政策に「虫の目」を 国際環境経済研究所理事・竹内純子

正論
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フランス・ベローの教会のそばに設置された風力発電機=6日(ロイター)

フランス・ベローの教会のそばに設置された風力発電機=6日(ロイター)

 「自然エネルギーは自然に優しい」。耳当たりが良く、さらりと聞き流してしまうフレーズだが、少し立ち止まって考えてみたい。

 ≪安全性や安定性には懸念も≫

 確かに太陽光や風力といった自然の力を利用する再生可能エネルギーは、発電時に地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)を排出しない。地球温暖化対策の観点からは有益だし、推進すべきだ。しかしそれはあくまで「鳥の目」の議論だ。