正論

社会主義経済という人類の愚行 筑波大学大学院教授・古田博司

古田博司・筑波大学大学院教授
古田博司・筑波大学大学院教授

 ≪フェイクに満ちていた生産運動≫

 1991年11月22日付の『労働新聞』を読んでいた私(当時38歳)は、北朝鮮で新しい生産運動が始まったことを知った。こうして研究者は一部同業者以外、誰も関心のない論文を書くことになる。それはむなしい過程なのだが、自己の分野を知見で徹底的に埋めていくことは、将来のために重要なことである。