正論

皇位の維持は男系の検討が先だ 国士舘大学特任教授、日本大学名誉教授・百地章

国士舘大学特任教授、日本大学名誉教授・百地章氏
国士舘大学特任教授、日本大学名誉教授・百地章氏

 ≪政府の画期的な方針が示された

 2月27日の衆議院予算委員会第1分科会で、菅義偉官房長官は鬼木誠衆議院議員の質問に対して次のように答えた。「安定的な皇位の継承を維持することは、国家の基本にかかわる極めて重要な問題であると認識しています。男系継承が古来例外なく維持されてきたことの重みなどを踏まえながら、慎重かつ丁寧に検討を行っていく、その必要があると思います」

 これは画期的な答弁だ。退位特例法の付帯決議は、冒頭に「安定的な皇位継承を確保するための諸課題」をあげているが、その際、「男系継承の重みなどを踏まえながら」検討していくとの政府の基本方針が示されたからだ。