正論

「新日英同盟」を積極外交の柱に 日本財団会長・笹川陽平

日本財団会長・笹川陽平氏
日本財団会長・笹川陽平氏

 日英両国が争ったインパール作戦の地に日本財団の支援で「平和資料館」が完成し、先月22日、開館式に出席。75年後の平和な姿を前に、近年、新たな動きを見せている「新日英同盟」について思いを新たにした。

 ≪平和は兵士の犠牲の上に成立

 日英両国はユーラシア大陸の両端に位置する海洋国家であり、ともに米国と同盟関係にある。米国の影響力に陰りが見られ、中国、ロシアの攻勢が目立つ中、日英関係がより強化されれば、日米英3国の同盟関係だけでなく、世界平和に対する日本のプレゼンスも高まりアジアの安定にも寄与すると考えるからだ。