正論

参院選を通し考える「国難」打破 評論家、拓殖大大学院客員教授・江崎道朗

評論家、拓殖大学大学院客員教授・江崎道朗氏
評論家、拓殖大学大学院客員教授・江崎道朗氏

 「過去2番目に低い投票率」となった今回の参議院選挙において平成24年12月に始まり、6年半続いた第2次安倍晋三政権の「続投」を国民は支持した。その最大の理由は、このところ失速が目立つものの、安倍政権のもとで緩やかに景気が回復してきたことだろう。

 ≪少子化の背景に長引くデフレ

 何しろ、それまでがひどすぎた。国際的にみても20年近くデフレが続き、経済成長をしてこなかったのは、先進国の中で日本だけだ。そして、この長引くデフレが日本に深刻な課題をもたらしている。

 例えば、未曽有の少子化だ。