正論

危機認識し領土・領海の教育を 東海大学教授・山田吉彦

東海大学教授、山田吉彦氏
東海大学教授、山田吉彦氏

 日本海で行われている北朝鮮、韓国、中国の不法操業は、最悪の状況に達し、日本海沿岸の漁師たちの生活が崩壊しつつある。日本海の好漁場・大和堆(やまとたい)を不法操業の外国船に占領された能登半島小木港のイカ釣り船団の水揚げは昨年の30%程度にとどまってしまった。廃船、廃業を真剣に考える漁師が出始めた。漁師たちは長く寒い冬を迎えなければならない。

 ≪国民は海の現状知らない≫

 全漁連、全国いか釣り漁業協会、石川県漁業協同組合などは、農林水産省、海上保安庁、外務省などに対策の実施を陳情しているが成果は見られない。海上保安庁、水産庁は取り締まりを強化しているが、日本の排他的経済水域に侵入してくる外国漁船は増え続け大型化し、日本の海域から水産物を奪い尽くしてしまう勢いだ。