正論

北朝鮮の体制転換に動くべきだ 龍谷大学教授・李相哲

金正日氏の没後8年を追悼し、同氏と金日成氏の銅像が立つ万寿台を訪れた北朝鮮の人たち=17日(AP)
金正日氏の没後8年を追悼し、同氏と金日成氏の銅像が立つ万寿台を訪れた北朝鮮の人たち=17日(AP)

 ≪米国は核脅威を座視しない≫

 年末に近づくにつれ北朝鮮の挑発がエスカレートしている。マーク・エスパー米国防長官は13日(現地時間)、北朝鮮を「ならず者国家(Rogue state)」と名指しし、「北朝鮮は核武器を保有した上にいまは大陸間弾道ミサイル(ICBM)を開発している。これは米本土に対する直接的な脅威だ」と指摘、座視しない意向であるとした。トランプ米大統領も「何かを計画中であるのなら失望する。もしそうなら対処するまでだ」(16日)と述べ、北朝鮮を牽制(けんせい)した。

 北朝鮮は13日夜、西海に面した東倉里のミサイル発射実験場で「重大な実験(ミサイルエンジン燃焼実験)」を実施した。14日、朝鮮人民軍総参謀長は、実験で手にした成果は「米国の核脅威を制圧する戦略武器開発にそのまま適用されるだろう」と核兵器高度化を図っている事実を隠そうとしなかった。