正論

2次補正「いかに」使うかが重要 双日総合研究所チーフエコノミスト・吉崎達彦

安倍晋三首相(右)へ第二次補正予算の重点項目の申し入れを行う(左から)自民党・木原誠二氏、田村憲久政調会長代理、岸田文雄政調会長=5月21日午後、首相官邸(春名中撮影)
安倍晋三首相(右)へ第二次補正予算の重点項目の申し入れを行う(左から)自民党・木原誠二氏、田村憲久政調会長代理、岸田文雄政調会長=5月21日午後、首相官邸(春名中撮影)

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う今回の急激な景気悪化には、常ならざる点が3つある。

 ≪急激な景気悪化に3つの特徴≫

 第1に世界同時現象であること。どこかに安全地帯があるわけではない。リーマン・ショックの際は中国が突破口になったが、今回は期待薄だ。当面、外需やインバウンドは当てにできない。