正論

情報能力強化と日米の新連携を 拓殖大学総長・森本敏

拓殖大学総長・森本敏氏
拓殖大学総長・森本敏氏

≪イージス・アショア代替案は≫

 北朝鮮は昨年5月以降、この1年で30回もミサイル発射を日本海方向に向けて行ってきた。この脅威は今後とも続くと思わざるを得ない。日本は飛翔(ひしょう)してくるミサイルを弾道の中間段階で撃破するイージスシステムと終末段階で撃破するPAC-3の多層防衛システムで対応している。

 イージスシステムはイージス艦に搭載されるものと地上配備のイージス・アショアがある。イージス艦は300人近い乗員も必要で補給や乗員の交代などもあり、多数の艦艇を必要とする。

 しかもイージス艦を多様な目的に使用することが難しい。そこで、より少ない要員で24時間、運用できるようにするためにイージス・アショア配備の準備を行ってきた。