
≪米国が過去の誤り認めた報告≫
「過去20年間の対中関与政策は『誤り(false)』だった」
米国のトランプ共和党政権は5月20日、「中国に対する米国の戦略的アプローチ」と題する報告書の中でこう指摘した。
オバマ民主党政権は2015年の「国家安全保障戦略」において中国について「協力と注視」と述べるだけであった。だが、トランプ政権は17年12月、「米国の価値や利益とは正反対の世界への転換を図るライバル」だと中国を名指しで非難した。この対中戦略の転換に伴って中国の政策を徹底的に検証したのが今回の報告書だ。
冒頭次のように指摘している。