正論

デジタル庁柱に国民本位の改革を 東洋大学教授・竹中平蔵

辞令交付を終え菅義偉首相(前列左から3人目)、加藤勝信官房長官(同4人目)との記念撮影に臨む菅内閣の大臣政務官ら=9月18日午後、首相官邸(鴨川一也撮影)
辞令交付を終え菅義偉首相(前列左から3人目)、加藤勝信官房長官(同4人目)との記念撮影に臨む菅内閣の大臣政務官ら=9月18日午後、首相官邸(鴨川一也撮影)

 菅義偉氏が第99代内閣総理大臣に就任した。憲政史上最長の内閣となった安倍晋三内閣は、経済活性化の面で多くの業績を残した。外交面でも日本の存在感を大いに高めた。しかし、新型コロナウイルスによる経済の悪化、米中の対立激化など内外の問題が山積する中、健康上の理由で退陣を余儀なくされた。それを継ぐ菅内閣は、まさに危機時の救国内閣だ。

 菅首相は財政金融政策の枠組みを引き継ぎながら、コロナ対策と経済再生の両立を進める。さらに様々な改革を進め道半ばの成長戦略を強化するという路線である。