正論

万難排し「オリ・パラ」の開催を! 日本財団会長・笹川陽平

五輪マークのモニュメントと東京五輪の開会式が行われる国立競技場(奥)=東京都新宿区
五輪マークのモニュメントと東京五輪の開会式が行われる国立競技場(奥)=東京都新宿区

 東京五輪の開催が4カ月後に迫った。パンデミック(世界的大流行)となった新型コロナウイルスの収束が見えない現状での開催に消極的な意見があることは承知している。しかし、そうした困難な時だからこそ万難を排し、予定通り東京五輪・パラリンピック(オリ・パラ)を開催すべきだと考える。

 ≪影を落とす先行き不透明感≫

 近代五輪は1896年の第1回・アテネ大会以来、冬季五輪を含め計5回、戦争が理由で中止されている。延期は長い五輪の歴史で今回が初めて。東京五輪は7月23日、パラリンピックは8月24日に開幕の予定。3月25日に聖火リレーが福島県をスタートする段取りだ。