ゴーン容疑者、10年前から不正か 実行役は側近2人

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カルロス・ゴーン容疑者=神奈川県横浜市の日産自動車グローバル本社(会田聡撮影)

カルロス・ゴーン容疑者=神奈川県横浜市の日産自動車グローバル本社(会田聡撮影)

 日産自動車代表取締役会長のカルロス・ゴーン容疑者(64)が有価証券報告書に自身の報酬を約50億円過少に記載したとして金融商品取引法違反容疑で逮捕された事件で、ゴーン容疑者が約10年前から会社資金を使った不正な投資などで利益を得ていたとみられることが21日、関係者への取材で分かった。特捜部が複数回にわたり西川(さいかわ)広人社長を任意で事情聴取していたことも判明。東京地検特捜部はゴーン容疑者の長年にわたる不透明な資金の流れの解明を進めている。

 経営トップの不正が長期にわたり見過ごされてきた形で、日産のガバナンス(企業統治)の欠如が改めて浮かび上がった。

 特捜部は同日、日産の最高執行責任者(COO)として長くゴーン容疑者を支えた志賀俊之取締役からも事情聴取した。