「分かったとき前向きに」

発達障害を生きる(5)
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LITALICO主催の合同企業説明会に参加した佐々木和義さん。ここで再就職先と出合った=3月、大阪市北区

LITALICO主催の合同企業説明会に参加した佐々木和義さん。ここで再就職先と出合った=3月、大阪市北区

 「口頭指示だと作業手順が途中で分からなくなる」「対人関係が不安」。大阪市内で8月、発達障害による困り事について当事者と企業が話し合う交流会が開かれた。主催は発達障害を中心に支援事業を展開する「LITALICO(りたりこ)」(東京)。合同企業説明会も同時に開かれ、16社がブースを構えた。

 200人超の参加者の中には、自身の障害を知らずに就職し、トラブルや鬱病などの二次障害から転退職を繰り返したり、引きこもったりしていた人も少なくない。「変わった子」と思われながら障害と気付かれずに成長し、大人になってから診断される。近年、こうした「大人の発達障害」への関心が高まっている。