東京都、公立学校でがん教育 国に先がけ31年度から

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受動喫煙防止条例の全面施行までの流れ

受動喫煙防止条例の全面施行までの流れ

 東京都が平成31年度から国の学習指導要領に先駆け、がんの知識とたばこなどの生活習慣との関わりについて、公立中学・高校などで専門医らを活用した指導を始めることが9日、都教育委員会への取材で分かった。受動喫煙対策を強化する国の改正健康増進法より厳しい規制を盛り込んだ、都の受動喫煙防止条例の段階施行の動きにあわせたもので、子供たちへの啓発を通じ、保護者の受動喫煙に対する意識向上や条例の周知にもつながるとみられている。

 都条例は今月1日に一部の施行が始まった。施行されたのは「受動喫煙による健康への悪影響を防ぐことに努めなければならない」などと都民の責務を定めた部分で、保護者が子供の受動喫煙防止に努めることを求めている。責務を果たさないことについての罰則などはないが、都の担当者は「吸う人も吸わない人も快適に過ごせる東京にするためには欠かせない、条例の根幹に関わる重要な部分」と強調する。