全国の励まし「届いていた」 手紙5000点超 神戸市が倉庫で発見

阪神大震災24年
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 神戸市が庁舎外に持っていた倉庫から昨年、5千点以上の手紙が段ボール箱の中から見つかった。平成7年の阪神大震災当時、神戸を励まそうと国内外から届けられた手紙だが、いつの間にか忘れ去られていた。20年以上を経て改めて確認された温かい思いやりに、送り主らも「届いていてよかった」と喜ぶ。市は17日の追悼会場などで手紙を展示する。(西山瑞穂)

 手紙は市職員の吉田武司さん(35)が昨年1月、近く引き払う予定だった倉庫に入った際、千羽鶴やビデオレターなどと一緒に見つけた。市は平成22年度から8年間で6400箱に上る震災関連文書を整理していたが、手紙などは把握されていなかった。文書整理を担当した市の嘱託職員、杉本和夫さん(69)は「もう残っていないと思っていた」と明かす。